ビジネス用語一覧|新人が覚える基本語|新人向け実践ガイド

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ビジネス用語一覧|新人が覚える基本語|新人向け実践ガイド

入社したばかりの頃は、会議やメールで知らない言葉が次々と出てきますよね。

「KPIを確認して」「アジェンダを共有して」「この案件のROIは?」と言われて、意味が分からないまま話が進んでしまった経験がある人もいるかもしれません。

ビジネス用語は、知っている人ほど偉いというものではありません。私が大切だと思っているのは、相手が何を言っているのか理解し、自分が次に何をすればよいのか判断できることです。

そこでこの記事では、新人のうちに知っておきたいビジネス用語の基本を、経営・会計・営業・マーケティング・IT・人事・法務・会議などに分けて整理します。

会議でKPIやPDCAなどのビジネス用語に戸惑う新人アカネの導入漫画
ビジネス用語を意味・場面・行動の三つに分けて覚える方法を学ぶ漫画
アジェンダの意味を理解したアカネが会議相手へ具体的に確認する漫画
ビジネス用語を仕事を前に進める道具として使い始めるアカネの漫画

この記事で理解できること

  • 新人がまず覚えておきたい基本的なビジネス用語
  • 経営・営業・ITなど分野ごとの用語の意味
  • 会議や資料でよく出てくる横文字の使われ方
  • ビジネス用語を仕事で使える知識にする覚え方
目次

ビジネス用語はまず基本語から

ビジネス用語には、業界ごとの専門用語から英語由来の横文字まで、かなり多くの種類があります。

すべてを一度に覚える必要はありません。新人であれば、まず部署を問わず登場しやすい基本語から押さえていけば十分です。

用語だけでなく、会社や仕事がどのように動いているのか全体像から整理したい場合は、ビジネス基礎とは?仕事の土台をやさしく解説もあわせて確認してみてください。

新人が最初に覚えたい基本用語

新人のアカネがコトネから最初に覚えるビジネス基本用語を教わるイラスト

最初に覚えておきたいのは、会議・メール・社内資料など、日常業務の中で何度も登場する言葉です。

用語簡単な意味よく使う場面
KPI目標への進み具合を見るための重要な指標目標管理・会議
PDCA計画・実行・評価・改善を繰り返す考え方業務改善
アジェンダ会議で話し合う議題や進行内容会議
タスク担当する具体的な仕事や作業業務管理
コンプライアンス法令や社内ルールなどを守ること全般
ステークホルダー企業活動に関係する利害関係者経営・企画
見積商品やサービスの価格・条件などを事前に算出すること営業・購買
受注顧客から注文を受けること営業
OJT実際の仕事をしながら学ぶ教育方法新人教育
DXデジタル技術を活用して業務や事業を変えていくことIT・経営

このあたりは、自分が普段使わなくても、社内資料や上司の説明に登場する可能性があります。

たとえば「今月のKPIはどうなっている?」と言われた場合、KPIという単語そのものを知らなければ、その後の説明を理解するのが難しくなります。

まずは聞いたときに意味が分かる状態を目指すくらいで大丈夫ですよ。

用語を知ると仕事が進めやすい

ビジネス用語を覚えるメリットは、格好よく横文字を使えることではありません。

私が仕事をする中で大切だと感じるのは、会話の前提を理解できることです。

たとえば会議で「この案件はクロージングに入ります」と言われたとき、クロージングが商談成立に向けた最終段階だと分かれば、「契約条件の確認が必要かな」「見積は確定しているかな」と次の行動を考えられます。

反対に、意味が分からないまま話を聞いていると、その場では何となくうなずけても、自分が何をすればよいのか分からなくなってしまいます。

◆はりたものワンポイントアドバイス

新人のうちは、知らない言葉があるのが普通です。分からないのに分かったふりをするより、「このKPIは何を指していますか?」と確認できる方が、私は仕事を進めやすいと思っています。用語を覚える目的は、知識を見せることではなく、会話の意味を理解して次の行動につなげることですよ。

ビジネスで使う言葉遣いそのものに不安がある場合は、ビジネスで新人が間違えやすい言葉遣いと敬語もあわせて確認してみてください。

経営・管理のビジネス用語一覧

経営・管理に関する言葉は、管理職だけが使うものではありません。

会社の方針説明、目標管理、社内会議、事業計画などでも登場します。新人のうちは、細かな理論よりも「何について話している言葉なのか」を理解できれば十分です。

KPI・PDCA・ROIなどの基本語

KPIを目標までの進み具合を見る指標として学ぶアカネとコトネのイラスト
用語意味使い方のイメージ
経営人・物・資金などを活用し、組織を運営すること経営方針を決める
組織共通の目的に向けて構成された人や役割の集まり組織体制を見直す
KPI目標達成までの進み具合を見る重要な指標問い合わせ件数をKPIにする
ROI投資に対してどの程度の利益・効果を得られたかを見る指標広告のROIを確認する
PDCA計画・実行・評価・改善を繰り返す考え方PDCAを回して改善する
ガバナンス組織を適切に監督・統制する仕組み企業のガバナンスを強化する
コンプライアンス法令や規則、社会的なルールなどを守ることコンプライアンスを徹底する
ステークホルダー企業活動に関係する利害関係者顧客や従業員も含めて考える
企業理念企業が大切にする価値観や考え方企業理念を共有する
リーダーシップ人や組織を目標に向けて導く力や行動チームをまとめる

特に新人が混同しやすいのが、KPIと最終的な目標そのものです。

たとえば「年間売上1億円」という最終的な目標があったとして、その達成状況を途中で確認するために「商談件数」「問い合わせ件数」「契約件数」などをKPIとして設定することがあります。

ROIも同じで、単に「売れたか」ではなく、投じた費用に対してどれだけ成果が得られたかを見る考え方です。

覚えるポイント:KPIやROIは会社によって計算方法や評価対象が異なることがあります。資料に書かれている略語だけを見るのではなく、「この会社では何を指標にしているのか」まで確認すると理解しやすくなります。

財務・会計のビジネス用語一覧

会計担当でなくても、売上・利益・予算・決算などは日常的に耳にします。

数字が苦手な人でも、まずは会社のお金がどのように動いているかを見る言葉だと考えると整理しやすいですよ。

売上・利益・予算・決算の基本語

売上から費用を差し引いた残りが利益になる仕組みを学ぶイラスト
用語意味新人向けポイント
損益計算書一定期間の収益・費用・利益などを示す財務諸表P/Lと呼ばれることもある
貸借対照表ある時点の資産・負債・純資産などを示す財務諸表B/Sと呼ばれることもある
キャッシュフロー計算書現金などの増減を活動別に示す財務諸表お金の流れを見る
決算一定期間の経営成績や財政状態を整理する手続き年度決算などで使う
予算一定期間の収入や支出について立てる計画部署単位でも使う
収益企業活動によって生じる経済的な成果売上高以外を含む場合もある
費用収益を得るための活動などで発生するコスト人件費や販売費などがある
利益収益から費用を差し引いたもの営業利益など複数の種類がある
買掛金仕入れなどで発生した未払いの代金これから支払うお金
売掛金販売したものの、まだ回収していない代金これから受け取るお金

特に注意したいのが、売上と利益は同じではないという点です。

100万円の商品やサービスを販売しても、そのために仕入れ、人件費、広告費などがかかっていれば、100万円がそのまま利益になるわけではありません。

また、黒字であっても実際の入金時期によって手元資金の状況が異なることがあります。そのため、売掛金やキャッシュフローといった考え方も重要になります。

会計用語は、会社の会計処理や資料の目的によって細かな意味・計算方法が変わることがあります。実際の決算や税務について判断する場合は、社内の経理担当者や税理士などの専門家、国税庁などの公式情報を確認してください。

営業・マーケのビジネス用語一覧

営業とマーケティングは、どちらも商品やサービスを顧客へ届ける仕事に関係します。

ただし、見積・受注のような取引に近い言葉と、ターゲット・SEOのような顧客を集めるための言葉では役割が異なります。

見積・受注・CRM・SEOの基本語

SEOやCRMから見積と受注へ進む営業・マーケティングの流れを示すイラスト
用語意味よくある場面
営業商品・サービスの販売や顧客との関係づくりを行う活動新規営業・既存営業
顧客商品やサービスを購入・利用する相手顧客対応
見積提供する内容や価格、条件などを事前に算出・提示すること見積書を提出する
受注顧客から注文を受けること案件を受注する
契約当事者同士が一定の内容について合意すること取引条件を決める
クロージング商談を契約・購入などの成立へ進める最終段階商談終盤
アポイント面談や訪問などの予定を取り決めること訪問日を決める
アップセルより上位の商品やプランを提案する販売手法上位プランを提案する
クロスセル関連する商品やサービスをあわせて提案する販売手法関連商品を提案する
CRM顧客情報や関係性を管理し、営業などに活用する考え方・仕組み顧客対応履歴を共有する
マーケティング顧客ニーズを捉え、商品やサービスが選ばれる仕組みを考える活動商品企画・販促
4P商品・価格・流通・販売促進の4要素で考える枠組み販売戦略を考える
3C分析顧客・競合・自社の3つの視点で環境を整理する手法事業分析
SWOT分析強み・弱み・機会・脅威から状況を整理する手法戦略検討
ターゲット商品やサービスを届けたい主な顧客層広告・商品企画
セグメンテーション市場や顧客を特徴ごとのグループに分けること顧客分析
インフルエンサーSNSなどで多くの人へ影響を与える人物広告・PR
SEO検索エンジンから情報を見つけてもらいやすくするための取り組みWeb集客
SNS利用者同士が情報を発信・共有・交流できるサービス広報・マーケティング
コンバージョン購入や問い合わせなど、設定した成果に至ることWebサイト分析

営業の流れを簡単にイメージすると、「顧客と接点を持つ→商談する→見積を出す→条件を調整する→受注・契約する」と進むケースがあります。

一方、マーケティングでは「誰に届けるのか」「何を求めているのか」「どう知ってもらうのか」を考えます。

部署によって担当範囲は違いますが、自分の仕事が顧客のどの段階に関係しているのかを考えると、用語も覚えやすくなります。

◆はりたものワンポイントアドバイス

横文字だけ覚えても、仕事ではあまり役に立ちません。「CRM=顧客管理」と覚えたら、次は「うちの会社では顧客の何を管理しているんだろう?」まで見てみてください。用語と自分の仕事がつながると、かなり忘れにくくなります。

IT・人事のビジネス用語一覧

今ではIT部門以外でも、DX・クラウド・SaaSといった言葉を耳にする機会が増えています。

人事分野でも、OJTやキャリアパスなど、配属直後から関係する言葉があります。ここでは新人でも遭遇しやすいものをまとめます。

DX・SaaS・OJTなどの基本語

DXを仕事の流れの変化として学ぶアカネとコトネのイラスト
用語意味覚え方
ITコンピューターやネットワークなどの情報技術情報を扱う技術全般
DXデジタル技術を活用して業務・組織・事業などを変革すること単なるパソコン導入とは限らない
クラウドインターネット経由でシステムやデータなどを利用する形態自社設備だけに置かない仕組み
SaaSインターネット経由でソフトウェアを利用するサービス形態クラウド型ソフトの一種
API異なるソフトウェア同士が機能やデータをやり取りするための仕組みシステム同士の接続口
VPNネットワーク上に安全性を考慮した通信経路を構築する技術社外からの接続などで使う
UX商品やサービスを利用する中で得る体験全体使いやすさだけではない
インフラシステムを動かすためのサーバーやネットワークなどの基盤ITの土台
情シス情報システム部門の略称社内ITを支える部署
RPAパソコン上の定型作業などを自動化する仕組み繰り返し作業の自動化
OJT実際の仕事を通して学ぶ教育方法働きながら覚える
Off-JT通常の職場業務を離れて行う研修・教育集合研修など
研修仕事に必要な知識や能力を身につけるための教育新人研修など
キャリアパス職務や役職など、将来のキャリアの道筋将来の成長ルート
ダイバーシティ多様な人材や価値観を尊重し、組織に生かす考え方多様性
ハラスメント相手の尊厳や就業環境などを害する言動を指す言葉種類により定義が異なる
離職率一定期間に離職した人の割合を示す指標人材の定着を見る指標の一つ
労働基準法労働条件について最低基準などを定める法律労働時間など幅広く関係する
就業規則勤務時間や服務など、職場のルールを定めた規則自社のルールを確認する
健康保険病気やけがなどに備える公的医療保険制度の一つ社会保険の手続きで登場する

DXは特に意味が広く、単に新しいシステムを入れることだけを指すとは限りません。

紙で行っていた作業をデジタル化しただけなのか、それによって業務の流れやサービスそのものまで変わったのかによっても話の内容は違います。

また、労働基準法・就業規則・健康保険・ハラスメントなどは、働く人の権利や義務に関係する重要な分野です。

(出典:厚生労働省「今日から使える労働法」)

労務制度や法律は改正されることがあり、会社の状況によって必要な対応も異なります。この記事では用語の概要だけを紹介しています。実際の労働条件や制度について判断するときは、厚生労働省などの最新の公式情報、勤務先の担当部署、必要に応じて専門家へ確認してください。

法務・会議のビジネス用語一覧

法務に関する用語は難しく見えますが、秘密保持・契約・個人情報など、営業や事務でも関わる機会があります。

一方、会議関連の用語は入社直後から使う可能性が高いため、優先して覚えておきたいところです。

NDA・コンプライアンスなどの基本語

個人情報の書類を前に実務判断は担当者や専門家へ確認すると学ぶイラスト
用語意味主な場面
コンプライアンス法令・規則・社会的なルールなどを守ること企業活動全般
NDA秘密情報の取り扱いなどについて定める秘密保持契約取引・共同開発
著作権文章・画像などの著作物について著作者に認められる権利資料・Web制作
特許一定の要件を満たす発明について認められる権利技術・開発
個人情報生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別できるものなど顧客・社員情報
ISO認証ISO規格への適合について認証機関の審査を受ける仕組み品質・環境管理など
契約当事者の意思が合致することで成立する約束取引全般
内部統制業務を適切に行うため組織内に整備する仕組みや手続き経営・会計
J-SOX財務報告に係る内部統制の評価・報告に関する制度主に上場企業など
商標商品やサービスを他と区別する名称やマークなどを保護する制度商品・ブランド
会議複数の人が集まり、情報共有や検討、意思決定などを行う場社内外
議事録会議の内容や決定事項などを記録した文書会議後
アジェンダ会議で扱う議題や進行予定会議前
報告・連絡・相談業務上の情報を関係者へ伝え、必要に応じて相談すること日常業務
プレゼン情報や提案を相手に分かりやすく説明すること提案・発表
タスク担当する具体的な作業や仕事業務管理
調整日程・条件・意見などを関係者間ですり合わせること日常業務
ブレスト参加者がアイデアを幅広く出し合う手法企画会議
タイムマネジメント限られた時間を計画的に使うための管理業務管理
合意形成関係者の意見や条件を調整し、納得できる状態を目指すこと会議・交渉

個人情報については、氏名などだけでなく、他の情報と容易に照合することで特定の個人を識別できるものや、個人識別符号が含まれるものも法律上の定義に含まれます。(出典:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」)

法務用語については、言葉の意味を知っただけで契約や法律上の判断ができるわけではありません。

たとえば契約は、必ずしも「契約書に署名したときだけ成立する」という単純なものではありません。契約の種類や法律上求められる形式、当事者間のやり取りなどによって判断が変わります。原則として契約は当事者の合意によって成立し、契約書を作成しなくても成立する場合があります。(出典:法務省「契約について」)

著作権についても、「他人の画像は一切使えない」と単純に考えるものではなく、権利者の許諾、利用規約、引用など個別の条件を確認する必要があります。著作権法上の引用に該当するかどうかにも条件があるため、実際に利用するときは確認が必要です。(出典:文化庁「文化芸術活動に関する法的問題についてよくあるご質問」)

法務用語は「意味を知っている」と「法的に判断できる」を分けて考えましょう。契約、著作権、個人情報、特許などについて実際の対応を決める場合は、最新の法令や所管官庁の公式情報を確認し、必要に応じて弁護士・弁理士などの専門家へ相談してください。

一方、アジェンダ・議事録・タスクは新人でもすぐ使います。

「アジェンダを共有してください」と言われたら会議の議題を整理する、「議事録をお願いします」と言われたら話した内容だけではなく、決定事項や担当者、期限なども確認する、といったように、言葉と行動をセットで覚えると実務で役立ちます。

ビジネス用語を効率よく覚える方法

ここまで多くのビジネス用語を紹介しましたが、一覧を一度読んですべて暗記する必要はありません。

むしろ、実際の仕事で出てきた言葉から順番に覚える方が定着しやすいかなと思います。

私がおすすめする覚え方は、「意味→場面→自分の行動」の3段階です。

たとえば「アジェンダ=議題」とだけ覚えるのではなく、「会議前に共有するもの」「自分が作るなら目的・議題・時間などを整理する」と仕事の場面まで結び付けます。

知らない言葉が出たら、その場でメモしておきましょう。

あとから意味を調べ、「自社ではどの意味で使われているのか」を確認すると理解が深まります。同じ用語でも会社や部署によって指している範囲が少し違うことがあります。

また、分からない言葉を質問するのは悪いことではありません。

「すみません、先ほどのKPIというのは今回どの数字を指していますか?」のように、分からない部分を具体的にして確認すると、相手にも質問の意図が伝わりやすくなります。

上司や取引先への質問の伝え方に迷う場合は、「質問があります」を丁寧に伝えるビジネスメール例も参考にしてください。

◆はりたものワンポイントアドバイス

私は、知らない横文字を無理に使う必要はないと思っています。「アサインします」より「担当を決めます」の方が、その場の全員に伝わるなら、それで十分です。大事なのは専門用語を使うことではなく、相手と認識を合わせて仕事を前に進めることです。

特に新人のうちは、「意味を知る→実際に聞く→使われ方を見る」を繰り返していけば十分ですよ。

ビジネス用語に関するよくある質問(FAQ)

ビジネス用語を仕事で出た順に意味・場面・行動へ整理して覚えるイラスト

Q1. 新人はビジネス用語をどこまで覚えるべきですか?

A. 最初からすべて暗記する必要はありません。まずは、タスク・アジェンダ・見積・受注・KPI・PDCA・OJTなど、自分の職場で頻繁に登場する基本語から覚えていくとよいでしょう。業界や職種によって必要な用語は違うため、実際の仕事で登場した言葉を優先するのがおすすめです。 Q2. 分からないビジネス用語は上司に聞いても大丈夫ですか?

A. 分からないまま仕事を進めるより、必要なところで確認した方が認識違いを防ぎやすくなります。「○○とはどういう意味ですか?」だけでなく、「今回の○○は、△△という意味で合っていますか?」と具体的に確認すると、話も進めやすいですよ。 Q3. 横文字のビジネス用語は積極的に使った方がよいですか?

A. 無理に使う必要はありません。相手も意味を共有している言葉なら便利ですが、日本語で説明した方が伝わりやすい場合もあります。「格好よく聞こえるか」ではなく、「相手と同じ意味で理解できるか」を基準にするとよいでしょう。 Q4. KPIとPDCAの違いは何ですか?

A. KPIは、目標への進み具合を確認するための重要な指標です。一方、PDCAは、計画・実行・評価・改善を繰り返して業務を改善する考え方です。つまり、KPIは「見る数字」、PDCAは「改善を進める流れ」と考えると整理しやすいでしょう。 Q5. ビジネス用語は会社によって意味が違うことがありますか?

A. あります。一般的な意味は同じでも、会社独自の略称だったり、対象範囲が違ったりすることがあります。特に「案件」「リード」「クロージング」「KPI」などは、職場によって具体的に何を指しているか確認した方が安心です。一般的な意味を知ったうえで、自社での使われ方を覚えていきましょう。

用語を知って主体的に仕事を進める

ビジネス用語は数が多いため、一覧を見ると「こんなに覚えられない」と感じるかもしれません。

でも、一度に全部覚える必要はありません。

大切なのは、仕事の中で出会った言葉を一つずつ理解し、自分の行動につなげていくことです。

この記事のまとめ

  • 新人は頻繁に使うビジネス用語から覚えればよい
  • KPIやPDCAなどは意味だけでなく使う場面もセットで覚える
  • 営業・会計・IT・人事など、自分の仕事に近い分野から優先する
  • 法律や会計など専門性の高い用語は意味を知ることと実際の判断を分ける
  • 分からない言葉は曖昧なままにせず、必要なところで確認する
  • 横文字を無理に使うより相手に伝わる言葉を選ぶ
  • 用語は「意味・使う場面・次の行動」をセットで覚える

私がビジネス用語を覚える目的として一番大切だと思っているのは、難しい言葉を並べて格好よく話せるようになることではありません。

会議や資料の内容を理解し、「では自分は次に何をすればいいのか」と考えられるようになることです。

知らない言葉に出会ったら、一つ覚える。それを仕事の場面と結び付ける。

その積み重ねで、最初は意味が分からなかった会議の内容も少しずつ見えるようになります。

用語を理解したあとに「実際に仕事でどんな力を身につければよいのか」まで整理したい場合は、ビジネススキル一覧|新人が最初に磨く力も参考にしてください。

用語に振り回されるのではなく、仕事を前に進めるための道具として使っていきましょう。

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